ヘアメイクって何?主な仕事内容や美容師との違い

ヘアメイクとは

ヘアメイクという言葉は知っていますよね。
でもヘアメイクとはどのような仕事を言うのか、 また美容師との違いはなにかなど分からないことが多いです。
ヘアメイクの仕事内容を詳しく調べていくと、美容師との違いも分かってきます。

ヘアメイクの主な仕事

ヘアメイクの主な仕事

ヘアメイクさん、ヘアメイクスタッフと呼ばれていますが、実際の仕事内容はどのようなものでしょうか?

テレビやCM、ドラマ、映画撮影の現場

CMやテレビ、映画などの撮影現場に入り、 出演者に対して髪の毛のスタイリングやメイクを施します。
撮影が始まるよりも前にスタイリング剤やメイク道具を準備し、まずはヘアメイクをする出演者の顔や首、 デコルテのケアとしてマッサージや保湿を入念に行います。
ここでベースを作ったあとに、求められるイメージに合ったヘアメイクを施します。

例えば、ドラマに出演する役者のヘアメイクを担当するときには、 作品のストーリーや内容を把握したうえで、 キャラクターに合ったヘアメイクを行う必要があります。
役のキャラクターだけでなく、その役者に合うかどうかも重要です。
また、他の方となるべくかぶらないようにヘアメイクをしないといけません。
ほとんど一人でヘアとメイクの両方を行うため、手際のよさは重要です。
例えばヘアアイロンを温めながらベースメイクをするなど、 短い時間で美しく仕上げられる方法を瞬時に見極める必要があります。
また、撮影中はずっと同席してメイク崩れがあれば細かく直して 常にキレイな状態を保つのもヘアメイクの重要な役割です。

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雑誌や広告など

広告ポスターや雑誌などのスチール撮影の現場でもヘアメイクアーティストは活躍しています。
企画のイメージに合わせながら、モデルやタレントの魅力がより引き立つように仕上げます。
また、雑誌のメイク特集であれば、その時の流行を取り入れて反映することも大切です。
広告や雑誌の撮影では必ずといっていいほどPRしたい商品があるので、 その商品をどう見せたいかを把握したうえでヘアメイクを行うことが必要です。
撮影にも立ち会いながら、必要があればメイク直しも行い時間がたってもキレイな状態を保ちます。

ファッションショー

ショーの出演者に対してヘアメイクを施します。
ショーの場合はランウェイや舞台で映えるように、ラメやカラーなどを使った派手なメイクや個性的なヘアスタイルに仕上げるのが一般的ですが、衣裳やショー全体の雰囲気と合わせることも重要です。
ナチュラルなファッションにはナチュラル寄りのヘアメイクをします。
衣裳に合わせて次から次へとヘアとメイクを仕上げる必要があるので、他のスタッフと連携を取りながら臨機応変な対応が求められます。

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ブライダル

式場やチャペル内で働いているヘアメイクアーティストは 結婚式や前撮り撮影でのヘアメイクを施します。
事前に打ち合わせをし、式当日は参列者のヘアメイクもしたり 新婦のお色直しのたびにヘアメイクも変えます。
洋装、和装とあるので、流行だけを抑えていればいいというわけでもありません。
ブライダルにかかわるヘアメイクは着物の着付けもしなければいけない場合もあります。

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美容室やサロン内での勤務

ヘアセットのメニューがある美容室などでは ヘアメイク専門のスタッフとして美容室内のお客様にヘアメイクを施します。
キャバクラやホストクラブの多い繁華街では ヘアセット専用のサロンが多くあります。
この場合はスピードが大事になります。
短時間でクオリティーの高い技術を求められ、大人数をこなせるだけの体力も必要です。

ヘアメイクと美容師の違いやお給料

美容師の仕事は主に美容室において、 お客さまのヘアスタイルを美しく整えることです。
施術前のカウンセリングでしっかりなりたいイメージをつかみ 髪の毛のカット・カラー・セット・シャンプー・ブロー・パーマなどの施術をしていきます。
美容室といっても店舗ごとに特徴があるため、施術メニューは大きく異なります。
多くの美容室ではヘアスタイルに関するサービスを中心に提供していますが、 トータルビューティーサロンを売りにしているお店では、ハンドマッサージやネイル、エステ、まつげエクステといった髪の毛以外の特殊なメニューもでき、同時に施術できるお店もあります。

美容室にもヘアセットのメニューがある店舗もありますが、セット専用のサロンよりも料金が高いことが多いです。
スピードもヘアメイクアーティストのほうが専門にしているだけあってやはり早いです。
セットのもちもセットサロンの方がいいでしょう。

ヘアメイクには美容師免許がいらない

美容師は当然美容師国家資格がいります。
専門学校でも髪の毛に関する様々なことを学び、最終的に美容師免許を取得します。
ヘアメイクの場合は所属するヘアメイクエージェンシー(ヘアメイク事務所) の方針によりますが、資格があってもなくても良いです。
美容師免許を取得していることでハサミの使用が許可されます。
髪の毛を切らずにアレンジだけのヘアメイクの仕事は 美容師免許がなくてもできるということです。
ヘアメイクに特化した資格も今のところないので 専門学校ではメイクや着付け、色彩などを学び、 美容に関する各団体の作った資格を取得します。
義務教育を修了し、ある程度の技術と知識があればだれにでもできる仕事ともいえるので 極端な話、専門学校に行く必要もありません。

仕事の受け方の違い

ヘアメイクの仕事はテレビ局や広告する会社が ヘアメイクエージェンシー(ヘアメイク事務所)に依頼し ヘアメイクの仕事を受けます。
フリーランスのヘアメイクアーティストは 人脈やもともと所属していたヘアメイクエージェンシーからのツテなど 自らが動いて仕事の機会を作ります。
美容室は様々な予約媒体から予約が入ったり 直接お店で予約を受けるなど、施術を受けたいお客様本人が予約をします。

ヘアメイクのお給料

ヘアメイクのお給料は、歴や事務所にもよりますが、大体月給20~30万円ほどです。
美容師が月収15万円~になるので、お給料面ではいいかもしれませんね。
ただヘアメイクの仕事は、その日の撮影やスケジュールによって毎日変わります。
朝早くからお昼までという日もあれば、夕方から夜中や朝方までかかる仕事もあります。
ドラマやロケで地方へ泊りがけで行く仕事もあります。
美容師よりもお給料が高いのは残業代、出張手当と考えると納得できます。

美容師からヘアメイクになる

もともと美容師をしていた人がヘアメイクに転向することもよくあります。
都会の美容室で働いて、芸能人の髪の毛を施術したいと思っていても実際そんな機会はめったにありません。
来店したとしても、歴の長い先輩や店長が担当するでしょう。
ヘアメイクなら芸能人やモデルや芸人に会う機会も、担当することも増えます。
自分が綺麗にしたヘアメイクがメディアに出ているところも見れます。
いろいろな土地や状況でお仕事をできる、軌道に乗れば独立もできます。
このような目に見えるやりがいを求めて美容師からヘアメイクに転向する人が多いのです。