モデルと一言で言ってもモデルによって得意な種類の仕事、仕事の入る頻度、ギャラ(出演料)などの収入も様々です。
Contents
同じモデルでも売れる・売れないの差は大きい
たくさんの仕事に呼ばれて、色々な広告媒体や、ファッションショー、更にはテレビなどモデルの域を超えて活躍するモデルがいます。
一般的には、そのようなモデルをイメージする方が多いでしょう。
しかし一方で、モデル事務所(モデルエージェンシー)に所属していたり、フリーモデルとして活動はしているものの、仕事が少ないモデルもたくさんいます。
モデル自身からすると、意外と実感することが少ない一方で、他者からすると、
「売れるモデル」「売れないモデル」
という違いになるのかもしれません。
では、売れるモデルと売れないモデルの違いとはどのようなものでしょう。
売れるモデルになるためには?
まず、売れるモデルと売れないモデルの違いを考えるために、売れるモデルを考えていきましょう。
売れるモデルとは、その言葉の通り、たくさんの仕事に呼ばれ、様々な所で目にするモデルです。
競争を勝ち抜く力
おそらく、モデルになりたい、もしくは周りからモデルになるように勧められる、また、スカウトされてモデルになるような人はある程度は容姿やスタイルが良い人が多いでしょう。
ということは、モデルはそのような容姿やスタイルに対してある程度の一定水準はクリアしている人ばかりということになります。
そのような中で、売れるモデルになるためには、その数多くいるモデルの中での競争を勝ち抜いて初めて売れるモデルとなります。
また、売れるモデルには運も必要かもしれません。
「また次も呼びたい」と思われるかどうか
当然、モデルを呼ぶ側、選ぶ側からすると、たくさんいるモデルの中から選ぶ以上、何らかの決定に至る基準があります。
何もせずに感覚や、天性のものだけですぐに売れるモデルとなるモデルもいます。
ただそうでない場合は、やはり、モデル以外の仕事と同様に工夫がいることでしょう。
まずいきなり仕事に呼ばれても、力不足・技術不足で、クライアントからNGやクレームを出されることもあります。
それでは、たまたま数度仕事に呼ばれても、売れるモデルにはなれません。
やはり、モデルとしての最低限の力や技術を持った上で呼ばれた時、「また次も呼びたい」となることが売れるモデルの必要条件と言えます。
売れないモデルとは?
一方で、売れないモデルとは売れるモデルの逆で、あまり仕事がなく、他のアルバイトなどの仕事で生計のほとんどを立てる必要があるモデルでしょうか。
容姿やスタイルが恵まれているだけでは不十分
モデルは、ある水準以上の容姿やスタイルが必要な仕事である以上、ただ少し容姿がスタイルが良いだけでは仕事に呼ばれないモデルは多くいます。
モデルになっている以上、ほとんどのモデルは売れないモデルになるため、ではなく売れるモデルになるつもりでモデルになります。
シビアな自己評価と向上心が必要
しかし、すぐに売れるモデルになって大活躍するモデルより、結果的に売れないモデルとなってしまうモデルが多いのが実情かもしれません。
「いきなり多くの仕事に呼ばれる要素が自分にはない」とある意味、自分をシビアに評価する感覚や客観視する力を売れないモデルは持っておく必要があります。
売れないモデルが売れるモデルになるためには?
そして、売れないモデルが売れるモデルになるためには、自分を客観視した上で、売れるモデルと自分とのギャップを埋めていく必要があります。
自分に足りないものや可能性に気づくこと
例えば、容姿を更に磨くために、美容やダイエットやボディメイクにより一層力を入れる必要があるのかもしれません。
モデルとしての基本技術、ポージングやウォーキングをより磨く必要があるかもしれません。
また、撮影現場でのコミュニケーション能力が足りないのかもしれません。
また、それら全てにおいて自信のなさから来るモデルとしての雰囲気やオーラがないのかもしれません。
他にも様々な要素や可能性に対してアプローチをできるでしょう。
パッと思い浮かぶだけでもこのような全てを一つ一つをクリアしていくことで、売れないモデルから売れるモデルとなることはあるでしょう。
売れるモデルと売れないモデルに共通すること
売れないモデルが様々な試行錯誤を重ねる必要がある一方で、売れるモデルは売れるモデルでい続けるために磨く必要があります。
つまり、売れるモデルと売れないモデルの違いはありますが、売れるモデルは何もしなくて良いわけではなく、売れるモデルもすべきことはたくさんあります。
謙虚に取り組む姿勢と継続が重要
もっと売れるモデルになるためには、足りないこともあるでしょう。
自分は完璧である、と自信満々なモデルはなかなかいませんし、ただの自意識過剰かもしれません。
やはり、売れるモデルと売れないモデルの違いはあっても、モデルの仕事に対して謙虚に取り組む必要があります。
また、その姿勢を継続できるかできないかが、
後々、売れるモデルと売れないモデルの違いとなってくるのかもしれません。
モデルであることや、現場の方、マネージャー色々な周りの人に感謝しながら、モデルとして常に自分を磨く必要があります。